忙しい仕事の合間も読書に費やし、日々自分を高めるS.K.さん。果てない向上心は言葉の端々から伝わりました。
東日本システム営業本部 東京支社 営業課
S.K.さん プロフィール神奈川生まれの神奈川育ち、現在も神奈川在住。高校卒業時には医療分野に携わる将来を確信。高校時代に「電子カルテ」を知り、その道へ進むことを決意。現在は東京支社で何人もの後輩を見ながら自身の予算達成へ奔走中。プライベートでは1児の父。
高校卒業するあたりには、すでになんとなく医療業界へ進むイメージがありました。電子カルテの存在を知ったのもその頃です。ただ、大学受験が成功したとは言えない状況で…。最も希望していない大学しか選択肢がなかったんですよね。でも電子カルテを調べていくうちに「これなら文系の自分が今いる学部でも携わることができるぞ」と。電子カルテを扱っている会社はいくつかありますが、その中でもなるべく小規模で、社長までの距離が近そうな会社を選びました。自分は成熟している組織や大企業には絶対に合わないと思っていましたから。その自分の理想に最も近い会社がCSIでした。
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CSIに入社してこれまで一番嬉しかったことを教えてください
自分が考えた企画が採用され、またその成果があった時です。
その時に考えた企画は、セールスよりもマーケティングの要素が大きいもので、自分が以前より興味を持っていたことでもありました。
それを形にできたこと、また会社が認めてくれたことはとても嬉しかったですし、またその成果を出せたことにはとても大きな達成感がありました。
この時の経験は、以降の営業活動で自分の糧になっています。
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CSIに入社してこれまで一番大変だったことを教えてください
PFI(公共サービスが、民間に施設整備と公共サービスの提供をゆだねる手法)案件の入札を担当した時がこれまでで一番大変でした。
まず、それまでにPFI案件を担当した人が社内に一人もいなくて。一から全て自分で調べて、社外のいろいろな人に話を聞いたり、数千ページにもわたる資料を毎日読み込んだり、数十社から見積を取得したり…。
何十通りものパターンで先方へ提示する見積と提案書を作成しました。
またPFI案件は大規模なだけに医療にまったく関係ない業種の会社さんと一緒に組んで提案しないと、先方の要望をすべてカバーできません。
当時の私は入社2年目で、本当に毎日が全て手探りの状態でした。
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成長したな、と思えるのはどういうときですか?
大きな案件を任せてもらえた時や、営業ではなく他部署からサービスに関する意見を求められた時ですね。
自分も他部署の人の気持ちや考えが以前よりも理解できるようになったのだと思います。
あと、お客様や販売パートナーさんと「阿吽の呼吸」で仕事をすることが出来たときは、成長しているなと思えます。
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辞めようと思ったことはある?
正直に言えば、何度かあります。どうやって乗り越えたか?
まずは子どもが生まれた時ですね。「嫌なことから逃げるような父親にはなりたくない」と思ったんです。
あとは後輩社員です。
だんだんと自分の後輩社員が増えてきて、彼ら・彼女らが一人前になるまで成長を後押ししたい、見届けたいと思いました。
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CSIでこれから目指したい、実現したいことは?
営業だけでなく、企画やマーケティングなどの仕事ができるようにしたいです。
そしてもっと『MI・RA・Is』のシェアを広げていきたい。
それらを通して、将来的には様々な部署やパートナーさんの中核になって、様々な面で活躍したいと思っています。
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振り返って、1年目のあなたはどういう1年生でしたか?
負けず嫌いで頑固な新入社員でした。
特に、組織への協調性がなく、「自身が分かれば何でも良い」という後先を考えない、勝手な行動をしていたと思います。
例えば会社の行事や飲み会には自分だけ一切参加しない、だとか。理由ですか?単純に行きたくなかったからです(笑)
仕事の面でも上司の言うことを聞かないことが多かったかもしれません。いろいろと迷惑をかけていたと思います。
いまはもちろん、そんなことはないですよ。
やっぱり上司が言うことにはそれなりに理由があって、それが年を追うごとにわかってきました。段々いろいろなことが見えてくるんです。
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「営業」という仕事をやるうえで、あなたが大切だと思うことを3つ挙げると?
慧眼(物事の本質をとらえること)、仕事やお客様に背を向けないこと、深刻に俯かないこと
…それと、上質なジャケット
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いまの1年生へ、なにかアドバイスをするとしたら?
今、先輩・上司たちが口うるさく言っていることは、何かのタイミングで必ず役に立つ時がやってきます。
先輩を素直に信頼することが出来、それによって自身に責任の意識や改善意識が生まれると、その職場は今より格段に良い場所になっていると思います。
何事にも貪欲に、よく考え、妥協せず頑張って下さい。
そして、物事の良し悪しを正しく判断できるビジネス(ウー)マンになってください。