PRニュース電子カルテシステム新製品「MI・RA・Is / AZ」販売開始~地域包括ケアシステム構築に向けたソリューション~

株式会社CEホールディングス(東証一部)で、電子カルテシステムの開発・販売を行う株式会社シーエスアイ(代表取締役社長:赤塚 彰、本社:札幌市白石区、以下 CSI)は、新電子カルテシステム「MI・RA・Is/AZ(ミライズエーズィー)」を2017年8月より販売開始します。
また、「MI・RA・Is/AZ」は国際モダンホスピタルショウ2017にて展示いたします。

「MI・RA・Is/AZ」は、国内電子カルテシステム市場にて導入件数第2位の「MI・RA・Is」シリーズの新製品として開発しました。
新製品は、より使いやすく、より診療に貢献できるシステムとなるよう、「MI・RA・Is」シリーズで多くのユーザーとともに培った機能を拡充し、操作性の改善を行うとともに、クラウドユースを想定したシステム基盤の整備を図り、医療の安全性向上、業務効率向上、患者サービス向上などの実現に寄与します。
また、2025年に向けて整備が進められている地域包括ケアシステムにおいて医療機関が担う役割をICTの面から支援するため、導入された病院と、他の病院やかかりつけ医などの医療機関、介護、福祉などの施設や、在宅にて治療を進める患者や家族など、ヘルスケア分野全領域(All Zone)との連携を進めることを目標としています。

【製品の特長】

1.750を超えるユーザーで培ったノウハウを活かした機能性
「MI・RA・Isシリーズ」が導入された753件(2017年5月末時点)のユーザーで培ったノウハウにより、医療安全、経営改善、業務効率向上に必要な機能を提供します。
2.医療従事者に優しい操作性
医療従事者にとって、入力や繰り返しの操作を簡略化し、より早く、より見やすく、より優しいユーザーインターフェースを提供する事により、患者への対応時間の増加や医療従事者同士のコミュニケーションを促進し、医療の質向上に寄与します。
3.地域包括ケアシステム実現のためのマルチベンダー接続に対応
医療や介護などの様々な施設や部門システムとの接続に対応するため、SS-MIX II※1等の標準インターフェースを装備し、マルチベンダーとのシステム接続に対応する事により、地域包括ケアシステムの実現に向けた最適なソリューションを提供します。
4.医療機関と患者やその家族をつなぐ「かかりん」※2とのシームレスな連携
「MI・RA・Is/AZ」の導入病院が、「かかりん」を利用した場合、患者や家族が携帯電話等から、処方履歴や検査結果をいつでも確認可能であり、診療予約を取得できます。また診察前日に患者へ予約確認や、糖尿病教室等の案内メールを自動送信します。
5.クラウド対応
従来と同様に、オンプレミスでの提供形態に加え、クラウドサービスも「MI・RA・Is/AZ for Cloud」として、同時に販売開始します。 クラウドサービスでは、近年注目される、災害時のBCP対策やデータの安全性を確保するとともに、電子カルテの導入機運が高まっている中小規模の病院における、サーバー室の確保や運用要員の不足の問題を解決します。
※1 SS-MIX:Standardized Structured Medical Information eXchangeで、厚生労働省電子的診療情報交換推進事業の略です。
※2 かかりん:CSIが提供している医療機関と患者間のインターネット予約の機能を備えた患者コミュニケーションシステムです。
参考ページ:かかりん ご紹介ページはこちら

【製品ラインナップ】

「MI・RA・Is/AZ」の製品ラインナップは次の3点です。

MI・RA・Isシリーズの基本となる一般病院向けパッケージです。
豊富な機能を搭載し、医療機関のニーズへ柔軟に対応します。


療養病床や精神病床を有した病院向けパッケージです。
治療や手術、術後のケアからリハビリまで幅広く支援します。


100床未満の小規模病院向けパッケージです。
ノンカスタマイズ導入により、MI・RA・Is/AZよりも短期間で低価格による稼働を実現します。

【価格並びに販売目標】
150床の一般病院におけるパッケージ価格(定価)は下記のとおりです。
MI・RA・Is/AZ :3,980万円(税別)~

CSIは、今後3年間で500件の導入を目標として、「MI・RA・Is/AZ」の販売に取り組んでまいります。

【当社のコンセプトおよび本製品の位置付け】
CSIおよびCEホールディングスは、医療・介護・福祉・保健の連携をシームレスに行う事によって、人の一生における健康情報をフォローできる「未来図」を描き、電子カルテシステム「MI・RA・Is/AZ」はその一翼を担う製品として位置付けております。
今後も、電子カルテメーカーとして医療機関と共に歩んできた経験をもとに、常に付加価値の高い製品やサービスを提供し、医療機関の様々な課題の解決と患者サービスの向上に貢献してまいります。

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