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電子カルテ導入は働き方改革にもつながる
医療法人真鶴会 小倉第一病院
理事長・院長 中村 秀敏様
浅田様 井手様 金崎様 加藤様 鈴木様 村上様福岡県北九州市にある医療法人真鶴会 小倉第一病院は、「透析によって職を離れなければならなかった患者さん」の完全社会復帰を目指し、夜間も透析可能な透析クリニックとして1972年に誕生いたしました。 現在の小倉第一病院へ改組後も、透析医療を中心として、慢性腎臓病の発症初期から透析患者の終末期医療まで、慢性腎臓病のほぼ全てのステージで医療を提供できる体制を整え、患者さんの透析治療を支えています。 また、職員の働き方改革についても力を注いでおり、ワーク・ライフ・バランスについての取組について様々な受賞経歴がある中村 秀敏理事長並びにスタッフのみなさまにお話をお伺いいたしました。いつか電子カルテにしなくては
―長年独自に改良を加えた紙カルテから、電子カルテへの切替をご決断されたときの想いはいかがでしょうか。「『いつかは電子カルテにしなくては』という想いはいつもありました。また、別に病院移転の計画もあり、そのタイミングで電子カルテ運用に切り替えることを決めました。」
―当時、スタッフからは業務量の増加など、病院移転時での電子カルテ化に懸念の声が多く上がったそうですが、そのタイミングで電子カルテを進められたのはなぜでしょうか。
「病院移転で様々な導線が変わるため、効率化するプロセスにおいて、電子カルテは非常に大きくそのタイミングで導入したいと思いました。」
院長、これがいいです!
―数多くある電子カルテメーカーから、弊社を選定いただきました小倉第一病院様。初めての電子カルテ選定時のお話をお伺いしました。「電子カルテを導入している施設へ見学に行き、どのような想いで電子カルテを導入したのかをヒアリングしました。また、スタッフと一緒に展示会へ出向き、片っ端から見る。その中から厳選していきました。最終的にはスタッフが選ぶ会社の電子カルテを選ぼうと決めていました。」
※インタビューの様子は、動画からもご覧いただけます。 院長インタビュー1
使ってみてわかる電子カルテのメリット
― 小倉第一病院様としては、初めて電子カルテを導入し、様々なメリットがあったとお伺いしております。その中から特に強いメリットを感じた点をお伺いしました。
- ・情報の検索性の向上:電子化されているので、欲しい情報をすぐ検索でき、過去の情報もすぐ閲覧できる点が良かったと思っています。
- ・検査・画像データ一覧性:様々な検査データも自動的に整理されて瞬時に閲覧できます。
- ・生産性の向上:場所を選ばずに確認でき、いつでも手元にカルテがある状態でとても便利です。
- ・サマリー機能:様々なサマリーから患者様を多面的にとらえることができ、情報共有の面で有効だと思います。
特にサマリー機能については、非常に重要だということをお話いただきました。弊社の電子カルテMI・RA・Isについて
― 弊社が自社開発・販売をしているMI・RA・Isについて、使用感などの感想をお伺いさせていただきました。「初めて使用したときは、生まれたての小鹿のようにたどたどしく使っていましたが、すぐ慣れました。それは、操作性が良いことに他ならないと思います。」
―MI・RA・Isは「操作性」「視認性」が高く、直観的に使用できる点がとてもよいともお話してくださいました。院長インタビュー2
シーエスアイについて
― シーエスアイはどんな会社だと思いますか?「紙カルテでは、ガラパゴス的な発展の仕方を遂げていたので、一般的な紙カルテと非常に異なり、独特なものがあったのではないかと思います。 そこを電子カルテに置き換えるという作業工程において、非常に苦労があったと思うんですよね。そして私どものスタッフも、旧式のカルテに対しての想いがありましたし、そこを置き換えるにあたって、やはり電子カルテにいろんな機能を付け加えてくださったりと、導入に関してのサポートについて、とてもシーエスアイに感謝をしています。こういったことができるというようなことも、電子カルテ選びの一つということになるのではないかな、思います。」
インタビューの詳細は動画にてご覧いただけます。院長インタビュー3
次は、小倉第一病院でご活躍されているスタッフのみなさまの”カルテ導入”にまつわる本音をお伺いします。