2023年7月13日(木)、「第18回 MI･RA･Is ユーザーフォーラム大会」を開催いたしました。
今回もリアル来場型・Webオンライン型のハイブリッドで開催し、その様子の一部をご紹介いたします。
第18回 MI･RA･Is ユーザーフォーラム大会
18回目の開催となる今回は「医療DX」がテーマ。
現在大変注目を集めている内容として、今後の医療業界の変革に向けた推進実例や、地域における連携の取り組みについて、
地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構 理事長 島貫 隆夫先生に基調講演を行っていただきました。
MI･RA･Is ユーザーフォーラムとは
MI･RA･Is ユーザーフォーラムは、ユーザーの皆さまの医療情報システムの効率的な運用や、医療の質・患者さまへのサービス向上、病院経営の効率化を図る為、さまざまな情報交換の場としてMI･RA･Is ユーザーが主体となり、2005年から活動しております。
基調講演
「地域における医療Dx 〜広域にわたる全体最適化への取組〜」
地方独立行政法人 山形県・酒田市病院機構 理事長 島貫 隆夫様
現在の医療現場の実態について、実際の事例を通して、詳しくご解説していただきました。
今後行っていく施策のロードマップを通して、地域全体の最適化の実現に向けて、人口減少・少子高齢化という21世紀型の新しい人口構成・社会に適合する体制をご講演いただき、具体例を通して当会とコミュニケーションを取っていただきました。
テーマ別研究会報告
「ニューノーマルに向けて必要なこと」
社会医療法人 祐愛会 織田病院 情報管理室 課長 森川 伸一様
電子カルテの新たな機能やAIに期待することなどのアンケート結果の発表や
MI･RA･Isスマートフォン対応開発プロジェクトについて発表していただきました。
「MI･RA･Isスマホ対応アプリ開発～看護師の目線から～」
社会医療法人 祐愛会 織田病院 看護師・医療安全管理部 副部長 重松 かおり様
看護師の目線よりスマートフォン対応開発の進捗について発表いただき、
AIを活用した設備の導入事例や、あってほしい新機能への現場の声を届けていただきました。
事例発表
医療現場における、医療DXの取り組みや人材育成について、5医療機関にご登壇いただきました。
コロナ禍を経てIT活用の課題や、IT人材育成の取り組みを参加者のみなさまに共有していただき、
その後の質疑応答を通して、とても実りある時間を過ごすことができました。
演 題：「コロナ病床稼働、院内クラスタを経て羽化する院内発DX」
～熱発検知、接種管理、接触追跡、流行把握の実装～
発表者：特定医療法人谷田会 谷田病院 事務部IT担当 主任 那須 照広様
演 題：「医療ＤＸにおけるＰＨＲの積極的導入」
発表者：白山石川医療企業団 公立松任石川中央病院 副企業長 横山 邦彦様
演 題：「ID-Linkを活用した「はこだて医療・介護連携サマリー」のご紹介」
発表者：社会医療法人高橋病院 法人情報システム室 室長 滝沢 礼子様
演 題：「データ活用とセキュリティ対策の一例」
発表者：社会医療法人志聖会 総合犬山中央病院 事務局長 加藤 彰裕様
演 題：「法人内におけるIT人財育成の取り組み」
発表者：社会医療法人宏潤会 大同病院 医療統括本部 医療情報部 DMIT管理部 管理部長 荒川 千奈美様
最後に
第18回ユーザーフォーラム大会にご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
通算18回目を迎えた本大会ですが、今年も昨年同様、リアル・オンラインのハイブリッド開催をさせていただきました。
また、参加人数としては、過去最多の262名となり、多くの方にご参加をいただけたこと、事務局として大変嬉しく思っております。
お忙しい中ご協力いただきました演者の方々、またご参加をいただいたユーザーの皆様、この場をお借りしてお礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
当社製品MI･RA･Is シリーズは1999年に発売開始され、24年目を迎えることができました。
現在の導入施設数は900施設を超え、大変多くのお客様にご利用いただいております。
今回のテーマでもありました「医療DX」につきましては、医療業界の変革を弊社がけん引していく所存です。
また次回の開催もご満足していただけるよう、事務局一丸となって取り組んでいきます。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
本大会の基調講演や各発表など資料・動画は、MI･RA･Isシリーズをお使いのお客様向け限定サイトにて掲載しております。
サイト登録をお済でないMI･RA･Isユーザー様は、この機会にぜひご登録くださいますようお願い申し上げます
本件についてのお問い合わせはこちらまで
MI･RA･Is ユーザーフォーラム事務局 一同