PRニュース電子カルテシステム「MI・RA・Is / AZ」 介護機能を提供開始

株式会社CEホールディングス(東証一部)で、電子カルテシステムの開発・販売を行う株式会社シーエスアイ(代表取締役社長:齋藤 直和、本社:札幌市白石区、以下CSI)は、電子カルテシステム「MI・RA・Is / AZ(ミライズ / エーズィー)」に介護機能を実装し、2018年7月10日より提供を開始します。医療・介護の密な情報共有を実現するため、病院や介護施設を運営されている医療法人等へ提供してまいります。
なお、当介護機能は、2018年7月11日より東京ビッグサイトにて開催される「国際モダンホスピタルショウ2018」に出展します。

【背景】
CSIが2017年より販売開始した「MI・RA・Is / AZ」では、ヘルスケア分野全領域(All Zone)での情報連携を進めることを目標としています。All Zoneへの対応として、介護領域との情報連携について、従来の医療機関向けの機能に加え、介護施設向けの機能を拡充することとしました。

我が国では高齢者人口の増加に伴い、介護を必要とされる方々が増加し、この中には多くの医療ニーズを持つ高齢者がいらっしゃいます。こうした状況に対し、医療法人等が病院と介護施設を運営し、介護施設を利用する高齢者が体調悪化した際に病院へ移り、回復後に介護施設へ戻るといったケースも増え、病院と介護施設の緊密な連携が求められています。
しかしながら、現在こうしたケースを含め、医療システムと介護システムの連携は不十分であり、同一法人内であっても医療・介護双方の現場で情報の伝達や共有に負担がかかっています。

そこで、CSIでは「MI・RA・Is / AZ」のオプションとして介護機能を提供することとしました。
医療・介護の情報をシームレスに連携することで、医療介護連携をより密に実現できるようになり、導入された病院・介護施設の安全性の向上、業務の効率化、患者サービスの向上などの実現に寄与します。

【特長と機能】
■ 医療情報・介護情報の相互参照を可能とすることにより、病院・介護施設の双方で人手による問い合わせが省力化でき、また情報伝達の齟齬を防ぐことができます。
○ 病院からの情報参照
介護施設で登録された支援経過記録、患者の各種サービス計画書、訪問看護記録書Ⅱ、訪問看護報告書、リハビリ実施計画書などが参照可能。
○ 介護施設からの情報参照
病院で登録された入院履歴、処方オーダ、検査結果などが参照可能。
■ 病院側で介護施設のベッドコントロールを行うことができます。入退院や入退所の管理がスムーズになります。
○ 介護施設からの情報参照
病院側で介護施設のベッドの空き状況を確認できる他、入退院登録、ベッドの移動情報などを一元管理することが可能です。
■ 介護業務で必要な請求・記録・帳票作成の機能をオールインワンで提供し、利用者を中心とした法人全体のチームケアの充実、業務の効率化を促進します。
○ 業務支援
インテーク・アセスメント・計画作成・モニタリングなどの運用場面にあわせた機能をご提供します。
○ 請求支援
レセプトのチェック機能も搭載し、記入漏れや登録間違いを指摘し、介護保険請求をサポートします。利用者への請求書発行から入金・未収金管理はもちろんのこと、統計・分析などのデータの2次利用にも柔軟に対応します。
○ 記録支援
日々のケア実施記録を入力することで、温度板などの各種機能へ連携し、データを幅広く活用することができます。公開範囲指定などの機能により、多職種連携もサポートします。

【価格並びに販売目標】

一般病院におけるパッケージ価格(定価)は下記のとおりです。
MI・RA・Is/AZ 介護機能:180万円(税別)~

CSIは、今後3年間で100件の導入を目標として、「MI・RA・Is / AZ 介護機能」の販売に取り組んでまいります。

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